遺品整理や粗大ごみ処分にお邪魔させていただくと、つくづく思うことがあります。

本当は、私たち業者が成り立っているのは、こういった「整理」の依頼があるから
なのですが、

「もったいない」とか「まだまだ使える」など様々な思いがします。
同時に、処分を依頼される方であったり、故人の生活背景を垣間見れます。
「あー今の生活をリセットしたいんだな」とか「すごい節約家の人だったんだ」とか
「整理」は「断捨離」と言う言葉もあるように、
これから、本当に必要な物と不必要な物を整理し、体内の血液の流れが止まっていた
状況から血液を再循環をさせるような感じで、「捨てること」は悪ではなく、
本当に「もったいない」とは何なのかを改めて考える機会だと思います。

依頼主の気持ちに寄り添い、お話を十分聞き、
大切な物とそうでない分別は非常に難しいものがあるのも事実です。

こういった場合ですが、当然、お客様の承諾を得てリサイクルショップに売ったり、
ボランティアの方に引き取ってもらったりすることも提案しております。

しかしながら、現代社会においては、ご依頼者さまにとっても、時間的な余裕がなく、
しかたなしに、私たち業者に依頼するのがほとんどだと思います。

そういった、ご依頼者の気持ちに答えられるような、粗大ごみ処分、遺品整理業者に
なりたいと思います。
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